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■ 本当にあった怖い恋愛話 (ベタコ) その5


《そもそも初デートで焼きそばって・・・》


でも、ちょっとお腹がすいてたんで私、ボーイに聞いたんです。

「ご飯とかもここで食べるんですか?」

そしたら「そうくると思ってました」的な顔でボーイが言うわけですよ。

「大丈夫。ここ、すっげぇ美味しい焼きそばあるんだぜ!」

そりゃあね、今ならね、平成18年の今現在ならね、

「へぇ、そうなんだ。それ、UFO? それともぺヤング? あっ、分かった。一平ちゃんか〜。って、なんでやねん!」

みたいな小粋なノリツッコミもできますよ。でも、その頃のキティちゃん的スィートハートな私には無理。

何てったって、ボーイの言葉を聞いた瞬間、「ホントにおいしい焼きそば屋のテナントが入ってる」って思い込んじゃってますからね。

もう、あり得ないを通り越して、奇跡ですよ! ここで奇跡起こしたか「ユリア」って感じですよ。

で、中に入るでしょ。そしたらね・・・

な〜んか、暗いんですよ・・・

部屋を選ぶパネルってあるじゃないですか。あれだけが暗ーいスペースにぼわ〜って不気味に光ってて、もう私ったら

「え? 何、何? 何で、こんな暗いの? ドッキリ? とうとう素人まで?」

って感じで当惑。しかも、そのホテルなーんにも音楽がかかってなくって、ものすっごい静かなんですよ。
熱帯魚が入ってる水槽からブーンとかジリジリとか音が聞こえるくらい。

そんなブラックホール的暗闇の中で、一人ぼっちな気分でいるっていうのに、お茶目ボーイったら、陽気に部屋を選んじゃったりしてるわけ。

「おっ、この部屋スロットあんじゃん!」

とか言ってくれたりしてるわけ。

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