（某居酒屋にて・・・）

　はい。みなさん、こんばんは。今日も元気に飲んでいます。ベタコです。

　こんばんは。コバヤシです。すでに、時間は１２時前です。もちろん、明日も仕事です。　

　ちょっと、あんた、いきなり仕事の話、するんじゃないわよ。まったく。相変わらず、小さい男ねぇ。

　体はデカいんですけどね。

　うーん、そんな返しに突っ込むもんですか。

　（ビールが来て乾杯。直後、一体何のために乾杯したのか１分ほど悩むが、
結局、夏に乾杯とということで落ち着く。ベタコ、ほとんど一気飲み）

　んで、どうなのよ。最近のコバッチ事情は。好きな人いるの？　リアルに。

　それなんですけど・・・

　あ、ちょっと待って。すいませーーーん。生３つ追加で。

　自分の分は２杯かよ・・・

　（２本目のビールも、ほぼ一気飲みのベタコ。コバヤシ、少々泡を吹く）

　で、どうなのよ。

　実はまた会社の子を好きになっちゃったんです。

　えぇっ、また社内恋愛なの。何のために、合コンやりまくってんのよ。

　すみません。何ていうか、お昼にお茶とか注がれちゃうと、僕、ダメなんですよね。
もう、可愛く見えてきてしょうがないんです。

　お茶くらい注ぐでしょうよ、そりゃあ。あんた、孫を見るおじいちゃんの目になっちゃってるよ。
んで、その子いくつなの？

　２２です。

　・・・若干、犯罪の匂いがするんですけど。
ちょっとあんた、冗談はその腹を削ぎ落としてからにしなさいよ。

　ちょっとは痩せたんですよ。腹回り２センチくらい。

　あんた、力士がウエスト２センチ小さくなったからって、
誰が気付くって言うのよ。張り手するわよ。ジョッキで。

　ちょっと、ホントにやりそうだからやめてくださいよ。