《でも、ホントなんだって・・・》

　んで、「付き合うなら顔重視」っていうのは、何というかまぁ、理想なんでしょうね。まぁ、ずーっと突き詰めていけば、やっぱり男は可愛い女性が好きなんですよ。女性だってかっこいい男の方が好きに決まってます。でも、女性は男性よりもドライというか現実的というか、諦めがいいんですよ。「私ではこのくらいの顔の男性しかゲットできません」っていう線引きが男性よりもうまいんだと思います。別の言い方をすれば、男性は女性よりも諦めが悪く、「もしかしたら俺にも可愛い女の子と付き合うチャンスがあるかもしれない」って夢見てるんでしょうね。だから、「付き合うんなら、やっぱ、可愛い方がいいよなぁ」とか、酒飲みながら言うんだと思います。でも、実際はそうやって言ってるだけで、まるっきり本心ではないと思いますよ。それに、性格がいい子って、次第に可愛く見えてきたりするし・・・

　ナンセンス！

　な、ナンセンスって言われても・・・

　イノセンス！

　い、いやイノセンスって無邪気？　新しすぎてついていけないっスよ。

　コバヤシさん、今日はなーんか、やっぱり飾ってますね。じゃあ、「家庭的だけど可愛くない女性」と「可愛いけど家庭的じゃない女性」だったら、どっちと付き合いますか。

　また、そんな極論を。そんなに極端な選択肢出されちゃうと、やりずらいっすよ。それに、家庭的かどうかなんて、すぐには分からないですからね。

　はい、そこ！

　うおっ、ちょっと乗り出さないでくださいよ。

　核心ですよ。今の発言。そうなんですよ。「家庭的かどうかなんて、すぐには分からない」。まさしくそうです。でも、「その子が可愛いかどうかは一目で分かる」。そこなんですよ。

　どこなんですか。

　つまり、可愛くないと「家庭的かどうかさえ判断してもらう機会を得られない」ってことですよ。何か反論ありますか、コバヤシさん・・・

　・・・やりずらい