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■ 本当にあった怖い恋愛話 その3(コバヤシ)

《翻弄されまくり人生!》

私ことコバヤシ。
これまでに様々な恋愛をしてきましたが、大体、最後は理不尽な振られ方をして終わっております。
今日はそんな中から一つ。

22歳のクリスマス。外は綺麗な雪。嘘です。ピーカンです。
それは、呆れるくらい、もの凄く晴れた穏やかな日でした。

私は彼女との待ち合わせ場所に走っていました。もう時間ギリギリで、焦りまくりです。

さらにその日は、
私たちにとって初めての二人っきりのデートだったのです!
(別にビックリマークはいらないか・・・)

私の焦りは最高潮でした。「待ち合わせに遅れたから」とか、そんな些細なことで彼女を怒らせたくありません。
やっと掴んだ幸せを逃したくありません。

私は彼女のことがとても好きだったのです。
大真面目です。

待ち合わせの場所に着くと彼女の姿はない。時計を見ると、約束の時間から15分ほど遅れています。

「まずいなぁ。怒って帰っちゃったかなぁ・・・」

まぁ、とりあえずもう少し待ってみることにしました。
他の場所をブラブラしているだけかもしれないし。それに、彼女のほうも遅れているのかもしれません。

・・・30分後 

彼女は現れません。そこで、彼女の携帯に電話をかけてみることに・・・出ません・・・

「やっぱ、怒ってるのかなぁ・・・」

私はどうしようか迷いました。
「もう今日は来ないよ。あきらめて帰りなよ」と頭の中で誰かがつぶやいています。
「待てよ。何か事情があってちょっと遅れてるだけかもしれないだろ」もう一人の誰かがつぶやきます。
(そういえばつぶやきシロー、昨日久しぶりに見ました。
髪形変わっててショックでした・・・)

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